熊本地震は観測史上2回の震度7と、2ヶ月で1700回を超える有感地震が発生した未曾有の巨大地震になりました。九州はもともと地震の少ない地域で誰もが想定外の出来事だったといいます。さて「制震ダンパーユニット」を新築時設置後に今回の地震に遭遇した熊本市Nさんの住まいの状況を伺った事例がありますので記載してみます。当制震ダンパーを採用したきっかけはご主人が偶然にインターネットニュースで「九州で30年以内に大地震が来る可能性がある」というものですでに新築プランも決定していた段階だったが小さなお子様がおられることもあり　一階の壁に4基を設置しました。制震効果は想像以上で地震が続く間はご両親や親戚の方々の避難所状態であったといいます。揺れの怖さはあったものの被害はゼロ。家中を点検したがヒビもなかったそうです。「地震で人は死なない。二次被害で死ぬ。」と云われる所以は　破壊された家の建材や家具の下敷きで人はダメージを負います。そのストッパー設置採用が人と家の安全安心の鍵ですね。家のための地震保険に加入することとは根本的に安心の意味が違ってきます。