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2019年9月24日(火)
- 家づくりのあれこれ
命と財産を守る耐震性と耐久性「カーサ総研スタイル」は制震ダンパーMIRAIE(ミライエ)
1981年6月に耐震性の基準が大幅に引き上げられ、その新耐震基準は大地震でも建物を倒壊させない基準値に法改正されました。この新耐震基準は、極めてまれに起こる大地震でも倒壊しないことが前提に定められています。実際に、その後起こった阪神大震災では、新基準で建てられた建築物の倒壊は起こりませんでした。ただ、地震というのは本震につづく何回もの余震があり、2016年4月に起きた熊本地震では、本震と同じクラスの余震が複数回続き、新基準の建物が倒壊したり地震が収まった後でもする安心して住みづけることができなくなってしまったケースも起きています。
※熊本地震での本震と余震の時系列発生状況 提供:気象庁
耐震/耐久性の特徴その1:「カーサ総研スタイル」は、住友ゴム工業株式会社の制震ダンパーMIRAIE(ミライエ)を標準装備
カーサ総研では、地震時のことはもちろん地震後の安心な暮らしのことも考え、住友ゴム工業株式会社のを標準装備しています。この制震ダンパーMIRAIE(ミライエ)は、住まいの持つ元々の耐震性を損なうことなく、制震ダンパーという新たな性能を加え、本震だけでなく繰り返し来る余震にも強い、安心、安全な住まいづくりをお手伝いいたします。
制震ダンパーMIRAIE(ミライエ)は、地震エネルギーを吸収する「制震」という考え方のシステムです。高減衰ゴムを使った制震ダンパーで建物の揺れが抑えられるため、構造躯体へのダメージが軽減されます。
MIRAIE(ミライエ)公式サイト「転ばぬ先の家づくり」(6分動画)
制震ダンパーに使われている高減衰ゴムはまったく跳ねません(30秒動画)
MIRAIE熊本地震再現実大振動台実験2017
耐震/耐久性の特徴その2:地震に強いツーバイフォー(2×4)、ツーバイシックス(2×6)工法を採用
カーサ総研のツーバイフォー、ツーバイシックス工法は、構造耐力に優れた枠材と面材とが一体となった『面』で支える箱型構造であり、6面相互の緊結により家を形づくります。地震や台風などの力を建物全体で受け止め、荷重を一点に集中させることなく全体に分散してしまうので、外力に対して抜群の強さを発揮します。さらにツーバイフォー、ツーバイシックス工法は、面構造によって高い気密性や断熱性も確保され、快適で高性能な住まいが実現されています。既に 過去の震災等でその耐震・耐久性に於いては立証済で、全国で200万戸が建設され、年間10万戸の着工件数を伸ばしています。グローバルな工法として北米・北欧・ヨーロッパ・・・・・世界が認めた工法です。
揺れを面全体で受け止めるツーバイフォー住宅
ツーバイフォー住宅と在来鉄骨軸組工法による住宅に、それぞれの建物の重さに比例した力を加えて、その伝わり方を比較したものです。色が黄・赤に近いほど負荷が大きいことを示します。
震度7の激震 阪神・淡路大震災にも耐えたツーバイフォー住宅
世界有数の地震国である日本において、住宅の「耐震性」はもっとも重要な基本性能です。日本でツーバイフォー住宅が着実に増えている大きな理由はここにあります。 床・壁・屋根が一体となったモノコック構造のツーバイフォー住宅は、地震の揺れを6面体の建物全体で受け止めて力を分散させます。地震力が一部分に集中することがないため倒壊・損傷がなく、地震に対して抜群の強さを発揮します。
平成7年(1995年)1月17日午前5時46分、兵庫県南部を襲った阪神・淡路大震災。震度7という近年まれにみる激震に加え、大都市の直下で発生した地震であったために、想像をはるかに超えた大惨事となってしまいました。
震度7の激震に耐えたツーバイフォー住宅(兵庫県南部地震)
この地震による家屋の被害は、全壊約10万1,000棟、半壊を含めた一部損壊が約28万9,000棟以上(平成7年4月24日の自治省(現・総務省)消防庁発表より)。しかし、このような壊滅的な状況下でさえ、ツーバイフォー住宅に大きな被害はありませんでした。日本ツーバイフォー建築協会の調査によると、被災地のツーバイフォー住宅のうち96.8%※がとくに補修をしなくても継続して居住可能な状態を保ったことがわかっています。
残りの3.2%は、地盤の移動・液状化及び隣家のもたれかかりにより住宅の一部が損壊したものです。死者の約9割にあたる人が建物の倒壊による犠牲者といわれる阪神・淡路大震災。このデータからも住まいの耐震性がいかに大切であるかわかります。
新潟県中越地震でも強さを証明した2×4(ツーバイフォー)住宅
平成16年(2004年)10月23日午後5時56分、新潟県中越地方を中心に、マグニチュード6.8、最大震度7の大地震が襲いました。発生が想定されていなかった地域での大地震であり、あらためて日本列島が地震列島であることを実感させられました。
高町団地内の地盤崩壊(新潟県中越地震)
この地震は本震の後、最大震度5弱以上の余震が15回も短時間に発生したことも、大きな特徴となっています。このため家屋の被害は全壊・半壊が約18,800棟、一部損壊を含めると全部で約9万棟もの住宅が損壊の被害に遭ったといわれます。そして、ここでも日本ツーバイフォー建築協会の調査によるとツーバイフォー住宅の大きな被害は報告されていません。
耐震/耐久性の特徴その3:命と財産を守るPOWERD2×4工法を更に「2倍の構造躯体ダブルスタット」でより堅固に!!
カーサ総研スタイルは一般的なハウスメーカー比で2倍もの構造躯体を使用。木造住宅は地震に弱い?とんでもない。世界最古の木造建築物の法隆寺が1,300年を超えて健在している事がなによりの証明。
元々、地震に強い2×4(ツーバイフォー)工法ですが、カーサ総研では、さらに「骨太2×4工法」と名づけた、通常の2倍骨太な間柱を、通常より狭い間隔で使用する「ダブルスタット」という抜群の耐震構造を誇る工法を採用。
これは、日本の在来軸組工法の約1.8倍以上の材木を使い、さらに外周分のスタッド(間柱)が一般的な2×4(ツーバイフォー)の2倍の骨組になっています。
また、水平方向の力にも強い剛床を採用。1階の床には28mmの構造用合板、2階の床には24mm(カーサ総研スタイル採用)の構造用合板プラス石膏ボード12.5mmを敷きつめさらに強化を図りました。当社はあえて、スタッドに国産杉を使用することにより一層長寿命、健全堅固な建物を実現しています。
当社がお薦めする「国産スタイルツーバイフォーの家」は、平成26年度の国土交通省施策地域型住宅ブランド化事業として採択されました。
スタッドに国産杉材、土台材に国産桧材を使用
ツーバイフォー住宅の多くは通常、輸入木材を使用しており、国産木材を使用するのは珍しいのですが、当社のツーバイフォーは長期に渡って住める優良な住宅を目指しスタッドには国産杉を、土台には国産ヒノキを使用しています。ヒノキは防虫成分を含み、輸入材に比べ湿気にも強いので蟻害・腐朽への耐性が高いことが特徴です
耐震/耐久性の特徴その4:信頼性の高いベタ基礎に対して、さらなる強化を図りました
ベタ基礎工法は、地盤に施工された鉄筋コンクリート面全体で建物を支える構造になっているため、地震や台風などの衝撃を効果的に地盤へ逃がすことができます。しかも、軟弱地盤でも「不同沈下(地盤が不均等に沈下してしまう現象)」を起こしません。地面をコンクリートで覆うので防蟻対策としても有効で、地面からの水蒸気を防ぐ効果もあります。
さらに当社基礎工事については、ベタ基礎は基礎巾150ミリと耐圧盤鉄筋D13@200を採用し堅固な基礎を実現しています。
耐震/耐久性の特徴その5:THK免振システム ※オプション装備
THK免震システムは、低摩擦で引抜力も受けられる転がり支承「CLB」に減衰装置「RDT」と,復元ゴムを組合せることで、戸建て住宅からビルまで幅広い用途に適応できるラインナップをそろえています。
装置に使用している機構部品(LMガイド・ボールねじ)は、多くの産業界で採用されている信頼性の高い量産品であり、疲労耐久試験や実働状況からも経済性、耐久性が実証されています。
耐震/耐久性の特徴その6:優れた品質を保証。質高い日本の材木品質を保証するCOC認証を取得
COC認証とはChain-of-Custodyの略で、製造・加工・流通における認証制度です。木材には認証を受けている製品と非認証製品があります。認証製品を取り扱う場合、非認証製品が認証製品と混在しないよう、適切に管理されている事を認められなければなりません。
当社の取得したCOC認証は、認証された森林から伐りだされた製品と、認証されてない森林からの製品が、流通過程のいかなる時点でも混ざり合っていないことを管理・保証した木材を使用しています。長寿命の家を造る最低条件として「日本の気候風土で育った木材を使って家を建てること」にこだわっています。