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2016年6月20日(月)
- 家づくりのあれこれ
- パッシブハウス
分厚い断熱材で暑くても寒くても室内はいつも快適温度。パッシブハウスの高気密/高断熱構造
環境先進国であるドイツが考案したパッシブハウスは、実は高温多湿の日本にも適した住宅の仕様なのです。断熱材の厚さにこだわる事で室内/外の温度差の無い快適な暮らしが送れることが特徴。
パッシブハウスは屋根や壁、床下、基礎部分に通常より厚く熱抵抗値の高い断熱材を隙間なく配置するため、まるで魔法瓶のような室内空間を作り上げることが可能です。
※上記は参考動画となります。弊社商品を保証するものではありません。
高気密/高断熱住宅の利点と高まる省エネ、健康志向
パッシブハウスとは、エネルギーを極力使わない環境先進国であるドイツが考えた建築基準です。基準を満たしているパッシブハウスは、冷暖房を使用しなくても快適な室内を維持する事ができます。
日本では北海道、東北など積雪が数メートルにおよぶ厳寒な地域で採用されてきましたが、最近では、省エネ志向、健康志向の向上により、そういった厳寒地域だけでなく、本州や四国、九州でも採用事例が増えてきている現状があります。
断熱材の性能と厚さにこだわったパッシブハウスの魅力
このパッシブハウスの一番大きな特徴でもある断熱材ですが、熱抵抗値の高い断熱材を通常の住宅よりも厚くし施し、壁、屋根、基礎、床下。。。つまり家のどの面もすきまなく断熱材でくるんでしまうようなイメージで施工されます。特に外壁は、壁の外側と内側の双方を断熱材くるみダブル断熱とする念の入れようです。
パッシブハウスの断熱材がもたらす健康効果
熱抵抗値の高い断熱材を厚く施し、高気密にしたパッシブハウスなら、地域や立地条件によって異なりますが、エアコン1台である程度賄えます。断熱材に厚さがあるため外気が熱くても寒くてもそれを一切遮断し室内を一定の温度差に保つことができます。
断熱材で、夏は夜間の涼しさを貯蓄し、冬は日中の温かさを夜まで保てるように貯蓄。これは断熱材の厚さが無ければ難しく、さらには室内外の温度差で起こるヒートショック(急激な温度差での血管収縮による健康被害)も未然に回避することができるのです。
90秒でわかるパッシブハウス動画
※ 省エネ性能については、敷地条件、建物配置、建物形状、間取り等で異なります。