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2015年2月20日(金)
- 家づくりのあれこれ
- 価格/資金計画
ローコストで注文住宅を建てるコツや方法ってあるの?
注文住宅といえば誰もが気になるのが価格そのですよね。
しかし注文住宅は自由設計が基本なので、工務店さんやハウスビルダーさんに、なにも決まっていない段階で坪単価や建築費などを聞いても明確な答えは返ってはないはず。
理由としては、仮に坪数でもデザインや間取りが違えば価格は変わりますし、同じ間取りだとしても屋根材や住宅設備などで価格は大きく変わってきてしまうからです。
注文住宅ってどれぐらい建築費がかかるの?
建物だけならまだしも、土地の取得費も含めて注文住宅を考えている場合は、上物の建築をできるだけローコストで行いたいものですよね。
仮に土地の取得費が1,500万円の場合、注文住宅であれば上物は(※一概には言えませんが)1,500万円ぐらいがスタートラインであることが多いです。
そうすると総額は最低でも3,000万円。35年のローンを組むと月々8万円から9万円前後というところでしょうか。
一般的な住宅の平均サイズは35坪前後が多く、予算が1,500万円となれば注文住宅の設計段階でローコストにするための多くの工夫が必要となってきます。
そこでお勧めしたいのが、注文住宅のなかでも、すべてカスタマイズされた設計や部材を使うのではなく、実績のある規格品をベースに設計する「企画住宅」というジャンルです。
この「企画住宅」は、すべてを個別に設計していく注文住宅に比べ、構造体や躯体、基本設計などがある程度決まっているため、完成がイメージしやすいというメリットもあります。
ローコストで注文住宅を建てるには?
ローコスト住宅で注文住宅や企画住宅を建てるにはどういった点に気をつければよいでしょうか?
1つめは、住宅の形をなるべくでこぼこさせず、可能なかぎり1階の大きさと2階の大きさが同じ総2階建ての間取りにすることです。また間取りは正方形に近いほうが安くなります。さらに、平屋、3階建てよりも2階建てのほうが安くなります。
2つめは、使う材料の数を増やさないということ
これがまさに「企画住宅」の考え方。カーサ総研では、部材メーカーの標準装備品などを、まとまった数で仕入れコストダウンを図っています。
特に躯体などは表面的に見えるわけではない(←といっても品質には妥協は無いですよ)ので、そういったメーカーの標準装備を積極的に利用して価格を押さえましょう。
3つめは、要望の整理をすること
ローコストで建てたいとはいえ、ただ安ければ良いというわけではないはずです。「リビングに吹き抜け」や「寝室にはウォークインクローゼット」など譲れないものをいくつか決めて優先順位を決めてしまいましょう。
さらにそれらの優先順位と予算を守ることのどちらが大事かを決めてしまうのも有効です。
間取りを工夫して価格を抑える
まず、住宅は平屋だと屋根や基礎の面積が多くなるため価格が高くなり、3階建てだと構造計算をしなければならず価格が高くなります。
2階建てで1階と2階の面積が同じ総2階、それもなるべく正方形に近い形ででこぼこしていない住宅は価格が安くなります。
その他m屋根の勾配や天井高、床下の工法など安くなる方法がありますが、この辺りは専門的な話にもなるので、弊社営業マンや設計士と打ち合わせしながら詰めていくところになります。
また、場合によっては収納の戸などを外してしまうのも方法です。おしゃれなデザインの布をカーテンにして仕切った収納などはありきたりな建具の収納よりこだわった住宅に見せることもできます。子供部屋を個室にするのではなくオープンなお部屋にすることで、お子様の成長に合わせて用途の変わるお部屋にすることもできます。
スケールメリットを活かす
カーサ総研では、おかげさまで通年問わず多くの注文住宅を建てるお手伝いができているので、あらかじめ同一規格の部材を複数仕入れ、これにより材料費を抑えることができています。
メーカーの標準装備品の中から品質の高いものを選び、それを複数仕入れコストダウンを図っています。これはお風呂やキッチン、洗面所などの住宅設備品についても言えます。
例えばお風呂とキッチンのメーカーを別々の違うメーカーにしてしまうと、それだけ費用がかさんでしまう可能性がありますが、企画住宅では同一メーカーを標準とさせていただき、ここでもコストダウンを図っています。
要望の整理をしよう
注文住宅で設計を進めていると、ついついあれこれと要望が出てきてしまうものです。お金を出せば良いものを変えますが、全てを自分の好みのものにしてしまってはお金がいくらあっても足りません。
なので、設計の最初の段階で自分の要望の整理をしておきましょう。現在の住まいではなにが不安なのか、新しい住まいには何を求めるのか、など。
カーサ総研では、お客さまのご要望に沿った提案をさせていただていますが、。吹き抜けが欲しいのであればなぜ吹き抜けが欲しいのか?といった事までお話しいだけるととても助かります。
その理由は、例えばリビングが明るい住まいを求めているのであれば、吹き抜け以外にもリビングに明るさを与える方法はいろいろとあるのです。
また、そういった要望と、予算を比較することになった場合どちらを優先するかを、プロならではの的確なアドバイスをさせていただくことができるからです。
予算を多少超えても、吹き抜けが欲しいのか、予算を超えるくらいなら吹き抜けをあきらめるのか。
もしくは吹き抜けも予算も絶対にはずせないので住宅自体の坪数を小さくするなど。なかなか最初に要望のイメージはしずらいのですが、経験豊富な弊社営業マンが的確なアドバイスをできると思います。
まとめ
ローコストで注文住宅を建てたい場合は、やはりローコスト住宅の実績のあるハウスビルダーに頼むことです。ローコストで建てるノウハウを知っていますし、予算が大事という、あなたの要望をよく汲みとってくれるはずです。
その点では、ハイクオリティ&ローコストで多くの実績がある弊社「企画住宅ミッドセンチュリーシリーズ」は自信を持ってお勧めできると自負しております。