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2015年2月20日(金)

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二世帯住宅を建てるコツとは?

最近、二世帯住宅の需要が増えてきているようです。収入の不安と支出面での負担を軽減できることや、共働きの忙しい中子育ての協力を得られること、ご両親の将来の介護の事など社会的な要請も多いように感じます。しかし、普通の住宅でいろいろと悩んでしまうものを、二世帯分の家族の事まで考えなければならない二世帯住宅はさらに大変です。そこで今回は二世帯住宅を建てるにあたってのポイントをご紹介したいと思います。

まず二世帯住宅は完全分離型や半同居型、同居型などいくつかのタイプに分かれます。リビングやキッチンは2つあったほうが良いのか、1つのものを共有するのかなど一口に二世帯住宅といってもさまざまです。キッチンやお風呂は2つあったほうがプライバシーは保護されますが、その分価格は高くなってしまいます。2つめはお金の面についてです。二世帯住宅の最大のメリットは土地の金額を抑えられるということでしょう。その他二世帯住宅を建てるにあたっての住宅ローンなどについても触れます。3つめは二世帯住宅のトラブルのもと、人間関係についてお伝えします。

 

さまざまなタイプがある二世帯住宅(カーサ総研施工)

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二世帯住宅には完全分離型や半同居型、同居型などいくつかのタイプがあります。まずは完全分離型二世帯住宅について。完全分離型の二世帯住宅住宅はその名の通り同じ建物でありながら完全に分離している住宅です。さらに細かく分類すると1階と2階で住宅を分ける上下分離型とそれぞれ1階部分と2階部分を持つ左右分離型と分けることができます。

玄関も2つあり建物の中でお互いの住宅を行き来することはできません。このタイプのメリットはお互いのプライバシーを確保することができること。プライバシーを確保しながら、住居はすぐ隣ですので子供を預けたりまた介護の心配などもしなくて済みます。

反対にデメリットはキッチンやお風呂などそれぞれ2つずつ用意するため建築費用が高くなることです。

次は半同居型二世帯住宅について。半同居型二世帯住宅は完全分離型住宅と同居型住宅の間のタイプです。寝室など居住空間は独立しているものの、キッチンやお風呂、玄関などを共有とするタイプです。お互いのプライバシーは確保しつつ、リビングやキッチンなどの共用スペースは2世帯で利用するというもので、一般的な二世帯住宅のイメージはこのタイプではないでしょうか。

このタイプの二世帯住宅にする場合はプライベートをどの程度確保するのかといった話し合いが重要です。最後の同居型二世帯住宅は2つの家族が1つの家族のようにして同じ建物の中で暮らすパターンです。サザエさん一家のような暮らし方です。この暮らし方ではプライバシーの確保は難しくなりますが、建築費用が一番抑えることができるのがこのパターンです。

 

二世帯住宅のお金の面

二世帯住宅の一番のメリットはお金の支出を抑えることができるということでしょう。建物の支払いは二世帯で分割して支払っていくことができますし、特に実家の土地やご両親の持つ土地に住宅を建てる場合は建築費用そのものを大きく抑えることができます。

また、住宅は大きくなればなるほど坪単価は安くなっていく傾向にあります。まったく同じ仕様のものを建てる場合、30坪の住宅と40坪の住宅の坪単価では40坪の住宅の坪単価のほうが大幅に低くなります。

しかし、気をつけなければならないのは完全分離型の二世帯住宅を建てる場合です。この場合、同じ二世帯住宅でも割高になってしまいます。とはいえ、建物を2棟建てることに比べたら圧倒的に安く仕上がりますし、なにより2つ土地を準備しなくて良いのですから大幅なメリットがあると考えて良いでしょう。

二世帯住宅を建てるにあたって住宅ローンを組む場合はその返済方法や返済額などを事前に決めておきましょう。住宅ローンには親子リレーローンなど親世帯と子世帯の収入を合算して審査にだすことのできる住宅ローンもあります。また、ローンを組むにあたっては土地の所有権のことについても決めておくとよいでしょう。土地を半分ずつの持ち分にするのか、どちらかの完全所有にするのか、また親世帯が亡くなってしまった後のことを考えて遺言状など作成しておくのも一つの方法です。住宅は大きな財産です。しっかりと対策しておきましょう。

カーサ総研施工

 

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さまざまなトラブルを回避するために

二世帯住宅で大きな問題となるのは人間関係です。最初は良好だと思っていた人間関係でも一緒に住むといろいろな面が見えてきてしまうもの。特に親族関係での人間関係の悪化は離婚など大きな問題に発展してしまいかねません。どうしてもプライバシーの確保が必要であれば完全分離型二世帯住宅にすると良いです。またそうならない場合もお互いのプライバシーを尊重してなるべくお互いの生活に干渉しないように工夫しましょう。未然のトラブル回避には普段から密にコミュニケーションをとっておくことが有効です。

 

まとめ:二世帯住宅は話し合いが大切

二世帯住宅は二つの世帯が一つの住宅に住むためトラブルの発生しやすい住宅と言えるでしょう。しかしそういった面を意識して工夫をしておけば、子育ての手助けや将来の介護など自然と家族の交流を生みだす、すばらしいものです。家族間で丁寧に話し合ってすてきな二世帯住宅を建てましょう。

家族みんなが笑顔で過ごせる快適な二世帯住宅なら当社にお任せください。両方の家族が納得するような家づくりを心がけます。二世帯住宅をお考えなら、まずはお気軽にご相談ください。

参考プラン (述べ床面積39.2坪)

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