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2015年2月20日(金)
- 家づくりのあれこれ
注文住宅を建てたい!
最近、周りで家を建てた人の話を聞いていると、注文住宅で建てた、という人が多い気がします。その理由は永く住むお家だから細部までこだわって建てたい、という方がほとんどでしょう。
お家を建てるにあたって建て方をパターン分けすると、まずモデルハウスや建売住宅を購入してそこに住むというパターン。また、自分の持っている土地やご両親の土地などに家を建てる場合でも、最初から間取りが決まっている企画型住宅を建てるというパターンもあります。それらと比べて、一番自分のこだわりを込められるのが注文住宅ということになります。
永く住むお家だから、細部までこだわりたい、というのはほとんどの人が思うことなのではないでしょうか。しかし、建売住宅や企画型住宅を購入される方も一定数いるのも事実です。建売住宅や企画型住宅と、注文住宅とではどういった点が大きく違うのでしょうか。
今回は、大きく3つのポイントを挙げて説明します。1つ目は、費用の面です。一般的に建売住宅や企画型住宅は注文住宅より安く仕上げることができます。これには建築士による打ち合わせを省けることによる人件費の問題や、一括発注により材料の単価を抑えられるといったことがあるでしょう。
2つ目は、間取りの面です。住宅は3回建てなければ理想通りのお家は建てられないと言います。素人である施主様より経験豊富な建築士が設計した間取りのほうが住みやすい、というもは確かにその通りでしょう。3つ目は、お家を資産として考えた場合に、こだわった注文住宅よりも、一般的な家族向けに建てられた企画型住宅のほうが資産としての価値が高いということです。
注文住宅の費用
建売住宅やモデルハウス、企画型住宅に、注文住宅と比べた場合には一般的には注文住宅が最も費用が高くなります。建売住宅やモデルハウスは、建ててから日にちが経っていることも多く、工務店やハウスメーカーは完成見学会なども実施している分、値引き交渉なども比較的通りやすいでしょう。
また、物件によってはエアコンや家具、カーテンやお庭まで込みのものもあり、全体の費用も分かりやすいです。企画型住宅は商品を出しているハウスメーカーや工務店の主力商品であることが多く、たくさん建てられている分、住宅設備機器などまとめて発注することで金額を抑えられています。
注文住宅はある程度、標準設備が決められている商品もありますが、決められた設備よりグレードの高いものを注文するとオプションとして費用がかかります。また、何でも決められるとなると、やはりより良いものを選んでしまい費用がかさんでしまうということもあります。もちろん、できるだけ安いものを選べば注文住宅でも費用を抑えることができます。
注文住宅の間取り
お家は3回建てなければ理想のお家は建てられないといいます。注文住宅で、綿密な打ち合わせをして建てたお家でも100%満足している、という方は少数派なのではないでしょうか。
一方で建売住宅や企画型住宅は多くの住宅を設計してきた建築士が設計し、また多くの施主様の意見を聞いて改良が加えられた間取りです。住みやすさ、という面では建売住宅や企画型住宅のほうが上かもしれません。
それでも注文住宅で設計したい、という場合は担当の営業マンや設計士を良く選びましょう。ほとんどの方が間取りを考えるのは初めての経験です。頭の中のイメージと、設計図、実際に建つ住宅とでは違いがあります。頭の中にある要望をうまく引き出して形にしてくれる知識や経験を持つ担当者であるかどうかを、複数のハウスメーカーや工務店にいって見極めましょう。
注文住宅を資産として考える
お家は一般的には30年以上住み続けるものです。建築時には考えもしなかった事態が起こりお家を売却したり、賃貸にだしたりしなければならなくなるかもしれません。そういった事態に備えて、売りやすいお家や貸しやすいお家にするといった、お家を資産として考えることも大事です。
建売住宅や企画型住宅は一般的な家庭向けに造られた間取りであることがほとんどです。資産として考えた場合はそういった間取りが一番扱いやすいのです。注文住宅の場合、あまりこだわった設備はいれないほうが無難です。
住宅の中にスポーツジムを設けたり、マイナーな趣味のお部屋などを設けたりすると資産としての価値は低くなってしまいます。もちろん、そういったことは一切考えずにこだわった住宅を建てたい!という考えもとても良いものだと思います。
それでも注文住宅が良いか?
3つのポイントに焦点をしぼって注文住宅について書いてきました。どちらかというと注文住宅にマイナスな見方でしたが、それでも私は注文住宅が良いと思っています。
永く住むお家なのでこだわってほしいですし、こだわった分だけ愛着も深く湧くものだと思うからです。注文住宅でお家を建てる際に一つ絶対に力をいれてほしいところはハウスメーカーや工務店の営業マンや設計士をしっかり見極めることです。
あなたの気持ちを大事にしてくれる人間か?あなたの要望を形にしてくれる知識と経験を持っている人間か?そういったところをしっかりと見て決めましょう。
もし注文住宅に少しでもご興味があるのであれば、注文住宅のプロである当社に、まずはお気軽にお問合せください。ずっと思っていた不安な事や疑問がお電話一本で、すぐ解消できると思います。まずは気軽にお電話ください。