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2015年2月4日(水)
- 家づくりのあれこれ
- 設計/デザインの自由度
私が創る。自由設計の家のメリットとは?
「自由設計」とは、その名のとおり家を自由に設計し形にするものです。ハウスメーカーが、お客様の要望に応え間取りなどを自由に決め形にしていくものです。「自由設計の家」は、家を建てる方の夢と希望が詰め込まれた、ある意味究極の「ドリームハウス」と言っていいではないでしょうか。
しかし、どこまで自由に建築できるのか?自由だから何をやってもいいの?自由すぎて何をどうすればいいかもわからない、自由に設計できる分、費用が高くなるのでは?など「自由設計」特有の不安や悩みは出てくるものです。
自由設計はどこまで自由に設計できますか?
自由設計の家と聞くと、完全フリーで、どんな家でも建てていい。と思われがちですが実際、いろいろと規制や成約はあります。まずは法律の問題。建ぺい率や日照のことなど、まずはこの法規制を守らなければいけません。
自由設計だからと言って、4階建の家を建てて近所の日照権を侵害したりしてはいけませんし、ハウスメーカーや工務店にもよりますが大枠の型などが決まっているケースも多いのです。
手順としては、十分経験をつんだ建築会社と一緒に、木造か鉄骨か?どれくらいの坪数にするか?間取りをどうするか・・など不明点をつぶしながらイメージを明確にしていくことになります。
自由と言っても、人が住む家ですので極端な無茶はできませんが、とはいえハウスメーカーや工務店の言いなりにならないためにも、自分のこだわりのポイントであったり、やりたいことをいくつかピックアップしてその意見を、まず最初にハウスメーカーや工務店に伝えてみましょう。例えば・・・、
収納がたくさんある家に住みたい
部屋の数はこれだけ欲しい
など、誰にだって「ここだけはこだわりたい・・」という思いがあると思いますので、自分がこだわりたい部分を絞ってから、建築事務所と相談を始めるのもいいかもしれません。自由設計と言っても、建てる本人は建築家では無いのですべて一から設計するのは無理があります。ならば、いくつかの要望をプロに出してみて、アドバイスなどももらいながら理想に近い家が建つように進めていくことがコツとなります。
自由設計の家を実際に見てみることがとても大切です
「自由設計の家」の可能性は無限大です。建てる人がいればいる分「オンリーワンの家」ができあがります。とはいえなかなか「家を建てる」経験する機会も少ないので「家が完成したときのイメージを持つ」というのは、なかなか難しいかもしれませんね。
そういった時は、完成された自由設計の家の「見学会」や「モデルルーム」へ足を運んでみるのもいいと思います。色々な家を見ていけば「こんな家に住みたい!」といったイメージが自分の中で徐々にでき上がってくると思います。
住まいの見学会やモデルルームは無料で見ることができますから、こういったものを活用していただき「自分が住みたい家」というのをイメージしていくことが大切だと思います。
図面上では、広そうに見えても実際のものを見てみると、意外に小さいということだってあります。百聞は一見に如かずですので、机上の空論ではなくまずは現物を目にしてから相談されるのがいいと思います。
自由設計はどのハウスメーカーに頼めばいいか、また、その費用は
さて、自分が住みたいイメージが徐々に固まってきたら、具体的にどの会社に頼めばいいの?という疑問もわいてくるはずです。建売専門の建築会社でなければ、大手ハウスメーカーから町の工務店まで、様々な会社が自由設計の家を作ることができるのです。
例えば「自由設計 ハウスメーカー」というワードで検索をかけると上位に表示される会社は比較的大きなハウスメーカーと呼ばれる会社がでて来るはずです。
しかし、大手で有名だからといって絶対にいいわけというわけでもなく、そのエリアを知り尽くした地域密着の地元建築会社や、注文住宅専門でやっていて大手に負けないくらい十分なノウハウがあるハウスメーカーもあるので、実際に足を運んで話を聞いてみるのが一番良いでしょう。
そしてもっとも肝心な費用。これに関しては一概に言えないというのが答えです。自由設計なので、どこまでこだわるかによって費用は変わってきます。ハウスメーカーや工務店に坪単価を教えてほしいと言っても、イメージが固まらないうちは答えてはくれません。
坪単価は、自分がどれだけこだわるかによって変わってくるからです。費用をなるべく抑えたいのであれば事前にそのことを伝えておくと、それに沿ってプランや見積もりを作る形になります。
ただ、キッチンや風呂やトイレを実際にショールームへ行ってみると、価格が高いものはやはりいいものです。ほしくなります。お金はかけられないと思ってもやはり見ると欲しくなるものです(笑。どこに費用をかけるかのバランスも大切。その辺も経験豊富なプロに相談しながらバランスの取れた、いい家を建てていきましょう。
自由設計と注文住宅の違いはなに?
自由設計と注文住宅の違いとは何でしょうか?デザイン住宅とかデザインナースハウスとか呼ばれる場合もありますね。実はこれらの定義は非常にあいまいです。
自由設計と注文住宅をイコールととらえるメーカーもあれば、自由設計は間取りが自由になると定義しているメーカーもあり、注文住宅は一から十まですべて決められることと、定義しているハウスメーカーもあります。つまり自由設計と言っておきながら会社によってその自由度が違う点に注意してください。
例えば、あるメーカーの場合、自由設計は「すでに建てられている建物があり、その中での間取りを決めることができる」と定義されていて自由という名がついていても「制限がある自由メニュー」という場合もあるのです。
また、自由設計の間取り以外でも、工法や設計、建材、設備メーカーなども、すでにハウスメーカーや工務店が用意したものの中から選ぶケースも多いです。これは逆に、いくつかお勧めを事前に用意おいてもらわないと「数千種類ある外壁から選べます!」といわれても、それはそれで困ってしまいますよね。
一般的には、自由設計という言い方より、注文住宅のほうがその自由度は高くその分、コストもアップするケースも多いです。しかし最初にも記したとおり注文住宅と自由設計の定義はメーカーによって異なりますのでまずはメーカーごとに話を聞いてみることが大切です。
カーサ総研の自由設計住宅施工例はこちら
もし「自由設計の家」に少しでもご興味があるのであれば、注文住宅のプロである当社に、まずはお気軽にお問合せください。ずっと思っていた不安な事や疑問がお電話一本で、すぐ解消できると思います。まずは気軽にお電話ください。