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2015年2月4日(水)
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3階建ての住宅で空間を賢く使おう
近年、都市部で住宅を購入する際、三階建ての住宅が注目を集めています。注文住宅を購入する際、まず最初に行うのが土地選び。建物のデザインや間取りが気になるのはわかりますが、建てる土地によっては好みの外観や内装のデザイン、間取りができない可能性もあります。
とくに都市部では、土地価格が高い傾向にあるため、十分な土地を用意できず、思い描いている家を建てるできないケースも多くでてきています。
そんな狭小な土地にマイホームを建てようとしている場合でも、その敷地を十分に活かせる「三階建ての家」のポイントをご紹介したいと思います。
今「三階建ての家」が注目されている理由は間取りにあります
近年、三階建ての家が注目されているのは、やはりその間取りにあります。狭小な土地でもその敷地・空間を無駄なく使えるだけでなく、当然その3フロアを自由に設計できることが最大の理由となります。
最近では三階建ての注文住宅に力を入れている建築会社やハウスメーカーも増えてきました。家を建てるケースやニーズも多様化しており、例えば「自営業で店舗を併設した住宅にしたい」というケースであれば、1階を店舗にしてしまい、2階・3階を居住スペースにしたり、また「自営業ではないが1階をテナントにし、家賃収入を得たい方」や「1階にはリビングとキッチンのみで広く使いたい方」など様々なニーズがあったりします。
三階建ての住宅の場合は一般的な二階建ての住宅では考えられない設計や、応えられないニーズにも対応できるという部分も大きな魅力の一つです。
三階建て住宅。気になるのはその価格ですね
どんな人でも一度は夢見るマイホーム。「広い土地は用意できないので、三階建ての住宅を考えているが、価格(費用)はどうなんだろう」そう考えている方も多いのではないでしょうか。
当然、住宅の購入は安い買い物ではなく、35年ローンなどを選択される方も多いので、やはり気になるのはその価格です。結論から言うと、同じ土地に二階建ての建物と三階建ての建物を建てるなら当然、後者の三階建ての建物を建てた方が費用はかかってしまうことでしょう。
では、実際にどのくらいの金額に差があるのか?というと、実は「多く見積もっても二階建て住宅の1.5倍を見て頂ければ事足りる」のです。
もちろん、凝った外壁や特殊なオーダーを付け加えれば、そうはならないケースもありますが、仮に二階建て住宅の建物本体価格が2,000万円だとすれば、三階建て住宅にするなら3000万円ぐらいの費用というのが目処になると思います。
ただ先ほど言ったように、使用する資材や内装によって金額にも差がでるので当然、その比率は前後する可能性はあります。1.5倍増しをどう捉えるかは人それぞれです。しかし、ご購入後一生涯をその空間で生活する可能性も高いと思うので、家を建てたあと「その1.5倍に見合った満足度高い家づくりができた」という方が重要だと思います。
三階建て住宅のイメージ
三階建てというと、狭小な土地に建っている建物を想像してしまうかもしれません。しかし、最近の三階建て住宅の内装・外装は共に驚くべき進化を遂げています。なぜなら昔と比べ、都市部の土地価格が高騰している為、不動産会社自体、住居用の広い土地を仕入れることが難しくなっているので、限られた土地を賢く利用できる住宅の開発に力を注いでいるからです。
とくに地方に比べ、首都圏などでは「狭い敷地を活かした設計」を求める声が圧倒的に増えているので、展示場やモデルハウスに足を運べば、三階建てはもちろんのこと、四階建て以上の住宅まで紹介しているケースもめずらしくなくなってきています。
このような理由から最近はやはりスタイリッシュなデザインのものが多くでてきています。細長いというデメリットを最大限に活かした吹き抜け構造や、屋上テラス、そして大胆にも建物の中心部に中庭のある構造もあります。最近ではとくにシンプルでモダンな設計が増えているので一度、展示場やモデルハウスに足を運ばれてみてはいかがでしょうか。
三階建て住宅についての注意点は?
家族の夢や希望がいっぱい詰まったマイホームを建てる場合、気を付けなければいけないことも沢山あります。とくに3階建ての住宅では「土地」に要注意。
「理想の三階建てが建築可能な土地なのか」という部分はやはり素人にはわかりません。土地を探していると「建ぺい率(敷地に対する建築面積の割合)」「容積率(敷地に対する延べ床面積の割合)」「用途地域(どんな用途の土地なのか)」などの難しい専門用語も沢山でてきます。
ご安心ください。三階建て住宅についてわからないことがあれば、注文住宅のプロである当社なら不安な事や疑問がお電話一本ですぐ解消できると思います。まずは気軽にお電話ください。