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2024年10月29日(火)

  • 建築さんぽ

それぞれのインド風景

レイクビュー、マウントビューがある風光明媚なエリア風景。そして街の暮らしの風景。雨季が多少弱まった8月の樹木は幹が水に浸かり、耕作地と思われる畑か田園付近まで掃けておらず湿地帯のようなエリアがありました。この日の食事中、突然のスコールであっという間にレストランの床が水浸しになりました。足元に忍びよる音の無い水の侵入なだけに皆、うっかりして気づくのが遅く靴がびしょびしょになってしまいました。

紀元前3000年のインダス文明から遡るインドの歴史は、多様な民族、言語、宗教、歴史と何をとっても混在感や複雑さがうかがえます。現在、公用語はヒンディー語を筆頭にインド憲法で公認されている言語が21あるという。州政府が一定の独立性を持つため各州には中央政府とは別に政府があり大臣がいるという世界最大の議会制民主主義国家。そして独立後は国際的条約や協約締結など重要な国際会議がインドで開かれるようになりました。識字率74%、労働人口の3分の2が農業に従事するという。一方で急速な経済成長を果たし、今やGDP世界5位、PPP世界3位。科学、工学、技術開発システムなどの分野を学ぶ学生も多く、留学や移民として世界で活躍の場が広がっているといいます。それぞれの多面性を内在するインド。

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