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2011年2月12日(土)
- 家づくりのあれこれ
住環境と免疫力
今月10日付けのハウジング新聞からの記事を紹介します。
某病院副院長F氏様は新築から6年を経た家に現在住んでおられます。
高断熱高気密と計画換気ファン付きラジエター2台だけで全館暖房し、
暖房(暖房費は最大で2万円程)する範囲は広がったものの、
家族共に思わぬ環境変化に満足しているといいます。
それは家族が風邪を引かなくなったこと。
奥様は平熱が低く以前の住まいではよく風邪で寝込むことも多かったが
平熱が上がったことで免疫力(体温1℃下がると免疫力30%低下)が
確実にUPして元気になられたようです。仕事柄、ご自身が各地の住居での苦い経験から
快適な住まいは住む人に価値観を変える力が備わっていると講演されています。
近年の統計では交通事故の死亡者は5千人弱、家庭内事故は1万2千人。
内訳のうち78%が65歳以上の高齢者ですが1位に窒息死、2位の溺死がありますが
これは温度ストレスによる急激な血圧変動が原因とみられ、
温度差による血圧上昇で血管が破裂して脳内出血を起こし意識を失い溺れてしまって
死に至るというものです。
病院に運ばれてからの死亡者数を併せると入浴時の急死者は年間1万4千人以上。
ただし、高断熱性能と徹底した寒さ対策をしている北海道内では
むしろ気温の低い地域ほど死亡率は低いという現実があるようです。
住環境は気持ちの問題とか、気持ちの持ちようを超えて心身そのものに
確実に影響しているという理解度が大切になりますね。
~地球を愛するエコな家づくり・横浜・デザイナーズ注文住宅のスルガ建設~