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2011年3月21日(月)
- 家づくりのあれこれ
パッシブハウス―環境先進国―
この住宅の公式認定状を発行されるまでには
実施設計図書を元に研究所側の厳密な審査があります。
1)器の性能としての年間冷暖房負荷が
それぞれ15kwh/㎡以下
2)家電も含めた冷・暖房・除湿・給湯・換気・照明に
要する年間一次エネルギー量が120kwh/㎡以下
3)気密性能として50パスカルの加圧・減圧の
漏気回数が気積0.6回以下
の条件を満たすものです。
図面の他にも日陰をつくる隣家との関係、
窓、断熱材の性能試験数値、換気装置の
熱回収率、冷暖房器具のCOP(運転効率)なども
審査対象になるそうです。
着工後には第三者による気密測定結果と
空調設計に基づく換気風量確保の測定、
そして設計図書どおりに施工した旨の現場監督の
署名を通してはじめて認定になります。
難しい数値測定は専門家に任せて 詰まり、日本も
器の性能を向上させ、エネルギー浪費を低減させた、
環境先進国の住み手になる必然性があるということでしょう。
~地球を愛するエコな家づくり・横浜・デザイナーズ注文住宅のスルガ建設~