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2019年3月15日(金)
- 建築さんぽ
世界農業遺産―能登の里山里海
世界農業遺産の目的は近代農業の行き過ぎた生産性が世界的な森林破壊、水質物質汚染等の環境問題で地域特性の環境や文化、生態系などが消失しつつあるなか 伝統的環境の農村・農業文化、地域システムを一体的に維持保存して次世代に継承していく取組。特に能登は長い歴史のなかで地域に根差した里山里海が集約されていることが高く評価されて2011年に認定になりました。
具体的な利用保全活動には棚田オーナー制度、農家民宿や行政と大学が連携した各人材育成などの取組が行われているということです。ここでしか見られない里山風景やここでしか伝承していない年中行事など興味深いものが沢山あります。