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2019年1月31日(木)

  • 建築さんぽ

生命(いのち)の親神様・多賀大社

滋賀県にある多賀大社は創建は不詳ですが推定766年以前ではないかとされています。日本書紀には日本の国土を生み、三貴神をお生みになった伊邪那岐命は多賀の地にお隠れになったと伝えています。御祭神は伊邪那岐命、伊邪那美命です。国生み神話では淡路島が他の島よりも先んじて生まれていることから伊邪那岐命はここを拠点とする人々の祖神と見る向きもあるようです。
「伊勢は七たび熊野へ三度。御多賀様へは月参り」と謳われてきたそうで皇室から庶民まで多くの信仰者を得て豊臣秀吉や徳川幕府が寄進して豪壮華麗な社殿を造営していたといい、幾重にも重なる檜皮葺き屋根は神代時代を物語るようですね。
延命長寿・縁結び・厄除けの神様として信仰を集めて年間170万人の参拝者が詣でているといいます。

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