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2018年6月1日(金)
- 建築さんぽ
日本三景・奇跡の聖地
日本三景のひとつ、安芸の宮島は厳島神社が有名だが弘法大師ゆかりの聖地である「弥山」から見下ろす風光明媚さは度肝をぬきます。360度パノラマから見るこの瀬戸内海の眺望は他にあるだろうかと思われる圧倒的な景勝地だ。たびたび弥山頂上を訪れていた伊藤博文は「日本三景の一の真価は頂上の眺めにあり」と評したという。日本人なら是が非でも一度は訪れてほしい。空海が開山した宮島信仰の聖地、弥山には約1200年前から「霊火」といって「消えずの火」が燃えている霊火堂がある。弥山七不思議のひとつになっているそう。
そして世界文化遺産の厳島神社。境内の沖合約200mの位置に建つ大鳥居は平の清盛の造営時代から8代目といいますから本当に長い歴史ですね。奈良の春日大社、敦賀の気比神宮の大鳥居とともに日本三大鳥居に数えられているそうです。
一度拝観、参拝すれば忘れられない稀有な景観は一遍上人他絵画にも残されています。