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2018年1月27日(土)

  • 建築さんぽ

サンティアゴ・デ・コンポステーラ巡礼路

北スペイン、キリスト教の三大聖地のひとつ「サンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路」はフランスからピレネー山脈越えの巡礼路で世界遺産に登録されています。巡礼者は各ルートから合流後の約800㎞を歩いて最終目的地サンティアゴ・デ・コンポステーラ大聖堂までの約5㎞を残した「歓喜の丘」に立ち眼下の聖なる地を眺めます。そして約200体の聖人彫像があり栄光の門の中央祭壇に座す聖ヤコブ(スペイン名・サンティアゴ)像に巡礼の締めくくりとして抱擁します。

9世紀にキリスト教12使徒のひとり聖ヤコブの墓がスペイン北部で発見されたことを記念して大聖堂は建設されましたが信徒たちがヨーロッパ各地から多くの巡礼者が訪れるようになり巡礼路が確立され町も形成されていったようです。

「歓喜の丘」に着くとなるほど、確かに一里ぐらい先の眺望が開けています。そして丘には中世の巡礼者がカテドラルの方向を向いて歓喜している立像があり 巡礼者の必須携帯といわれるホタテ貝(器替わり)、ひょうたん(水筒替わり、)杖も確かに携えていました。

 

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