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2013年8月4日(日)
- 現場レポート
「マナ」
3日の朝日新聞「ねらえ!トレンド」欄は
先住民「マナ」の教え、の記事です。
ここでいきなりの「マナ」思想は
現代人にとってキツイ一撃のような教えと
受け止める人が多いかもしれない。
本題の「マナ(mana)」思想とは
ニュージーランドに西洋人が貨幣制度を持ち込む以前、
先住民のマオリ族で流通していたのはおカネではなく
「マナ」と呼ばれる共通の価値観だったという。
それは目に見えない徳分や品格の高さを表すらしい。
人は最大級のマナを持って生まれ 不徳や罪を犯せば
マナを失い、善行すれば高まり、高めるために
生きてきたという。
翻って
大量生産・大量消費の経済成長主義の貨幣流通量を
増やし続け 有限の地球内で必要以上のカネを
奪い合う仕組みを妄信している状況は破壊する。
先進国の金融緩和が行われている一方、財政破綻の
危機を免れていない地域や国がすでにその象徴であると。
そして人類の根底に流れる美意識「マナ」をヒントに
価値観がリセットされ
本来の目指すべき方向性になっていくだろうと結んでいた。
~地球を愛するエコな家づくり・横浜の工務店・デザイナーズ注文住宅のスルガ建設~