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2017年12月16日(土)
- 建築さんぽ
ユネスコ文化遺産・アユタヤ歴史公園
タイ、アユタヤは14世紀400百年余りの栄華を誇ったアユタヤ王朝でした。国際商業都市として繁栄し多くの寺院や仏塔、王宮などが建設されたようですが18世紀になりビルマの侵攻から悉く破壊され衰退したようです。1991年にユネスコ文化遺産に登録され現在アユタヤ公園として整備され遺跡群を見学できます。建造物のほとんどがレンガを使用していて往時のゴージャスな造りであったことが想像できます。3基の仏塔はほぼ原形を留めていますが他の建造物は何であったかわからない状態です。石像も頭部が無かったり体ごと倒れていたりと破壊されています。遺跡のなかで有名なシンボル、ワット・マハタートといわれる根っこに埋もれた仏像頭部が間近かで見られます。また、草原に横たわるワット・ロカヤ・スターといわれる寝釈迦仏(1956年復元)が微笑みながら迎えてくれます。