ブログ

2012年3月2日(金)

  • 現場レポート

冬の風景―白川郷①

「白川郷合掌造り」建造物は 昭和51年に重要伝統的建造物群保存地区に指定され 平成7年には世界文化遺産に登録されてからは年間の観光客数が150万人以上らしく 約2000人が住む村は一挙に有名になりました。 DSC01764.JPG ひと昔前、もっと便利な住宅を求めて取り壊したり またダムで沈んだりした棟数が 多かったなかで 貴重な民俗文化を残そうと村が一体となって守り続けて現在の姿に なっているといわれています。 実際に生活しているので野外博物館ともいわれる所以です。 DSC01777.JPG 山に囲まれた狭小地帯のため耕地面積が限られ 充分な自給自足にはならなかったらしく  農業以外の生業、養蚕業を換金作物としたことがこの地域特有の合掌造りになったとも いわれています。 平家の里は全国に数多くありますがひっそりと目立たない生活のなかで  自然循環型社会の原点を見せてくれている、まさに世界文化遺産、しっかり日本の 「財産」になっていますね。 DSC01759.JPG 時々立ち寄っていますが今回も寄り道してみました。 駐車場一体は昼間でしたが足元付近は凍り 合掌造りの軒先はつららが下がり わら屋根も凍っています。 DSC01768.JPG 冬の白川郷は初めてで厳しい真冬の寒さと雪の冷たさを体験しました。 そして やはりしみじみと郷愁を誘う原風景でした。 ~地球を愛するエコな家づくり・横浜の工務店・デザイナーズ注文住宅のスルガ建設~

ブログ一覧

Other newsその他の記事

Event 近日開催のイベント