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2017年11月17日(金)
- 建築さんぽ
トルコ・都市国家遺跡エフェソス
トルコの西、エフェソス遺跡は紀元前10世紀頃から人々が定住し始めたという都市国家です。都市遺跡としては保存状態が良いようで最大級といわれる壮大な規模に格調高い様々な政治的機能の施設遺跡群が残されていました。神殿、公会堂、オデオン(音楽堂)、図書館、円柱が並ぶのは裁判所、取引所跡のようで高級住宅地跡や下水システム完備公衆トイレ跡も残されています。潤沢な彫刻のテーマやレリーフの繊細さなどで完成されている建造物は世界遺産に登録されています。紀元前の文化がなぜこんなに豊かだったのかと不思議です。この周辺の夏は40度前後になる気温ということですが湿気が無いので空気がさらっとして嫌な暑さではありません。そんな夏の環境も感動的なエフェソスです。