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2017年11月14日(火)
- 建築さんぽ
イスラム王朝文化の結晶・アルハンブラ宮殿
スペイン、アルハンブラ宮殿はムハンマド一世が1238年にグラナダに都を置いて建国され歴代の王によって継承されてきました。宮殿の他に軍事要塞やモスクを整備した城塞都市を形成しました。その繊細で優美な装飾はイスラム芸術の結晶といわれています。宮殿内部のアラベスクと呼ばれる幾何学模様の卓越した技巧は優美なアラブ様式空間を造りました。また人工美の極致と謳われるイスラム庭園と建築との調和などイスラム王朝文化の真髄を表現しているという、1984年に世界文化遺産に登録されています。