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2011年6月10日(金)
- 現場レポート
トルコ共和国紀行②
*世界遺産「カッパドキア」と住居*
奇岩エリアそのものが「カッパドキア」と思いがちなのですが
カッパドキアとは首都アンカラを中心とする中央アナトリアという
南北50km圏の地方名称で そのなかには村々があり そして
太古に火山の噴火によって堆積した溶岩や火山灰が長い年月に侵食
されて出来た奇岩群をも含めたエリアだそうです。
特に 古代ローマ時代にキリスト教徒が岩を掘って住み始め
同時にフレスコ画などを描いた保存状態の良い洞窟教会が点在していて
この一帯が複合遺産の「ギョレメ野外博物館」として公開されています。
他に地下8階に及ぶ巨大都市「カイマクル」はイスラム教徒の迫害から
キリスト教徒が逃れるための生活空間が広がる。
本当になかは人間大の蟻の巣が伸びているようで推定で約一万5千人ほどが
生活できたとされているのと実際に8階もの長さを掘り続けた作業は驚きです。
周囲には数十か所の地下都市が存在します。
1950年まで人が住んでいた「ゼルべ野外博物館」は古くからキリスト教の
修道士達が住んでいたという。
ウフラーラ渓谷は映画「スターフォーズ」の撮影現場に使われたそうです。
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