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2010年9月24日(金)
- 現場レポート
イタリア・ガイド -アルベロベッロ-
この町は日本の飛騨白川郷と姉妹都市になっていて世界遺産です。
「アルベロベッロ」の由来は当時のナポリ王国直轄の自治体名が付けられたようです。
「トゥルッリ」と呼ばれる建築起源は有史前の中東部族の墳墓(トゥムリ)、
家屋(スペキュラ)の円錐形建築構造技術を用いたものとされています。
基本的に円形平面の上に円筒形の外壁を造り、円錐形の屋根を付け
シェル構造を支える円筒部分の壁厚を合計1~2mの控壁体構造で造る。
アーチ構造の上に水平の床版を設置し、床下には屋根または敷地に降った
雨水を集める
雨水貯留設備があります。
一般的には屋根裏利用の2階建てで2階構造は木造の梁を架けて床板を造り
2階へは梯子を使う。
屋根の小尖塔は石造りの装飾で 塗られた神秘的なシンボル絵は魔術的な意味合いや
神の御加護を請うためであり家族を悪魔から守る、古代の神への信仰、豊かな収穫を
得るというなどの意味を持つという。
今回、実際に住んでいます一般家庭を見せて頂きました。
想像通りに 中はいたってシンプルでとても頑丈に見受けられるのは
石造りだからかもしれません。
経済的にも生活の利便性も文明の高さがあるわけではないですが
見ていてかわいらしく微笑ましく観光都市として繁栄しています。
~地球を愛する家づくり・横浜・デザイナーズ注文住宅のスルガ建設~