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2017年10月19日(木)
- 建築さんぽ
負の世界文化遺産「ノーモア ヒロシマ」
核兵器の廃絶と恒久平和のシンボルとして原爆ドームの呼び名で保存されている建物は 当時の被爆体験を伝える貴重な建物とし世界平和を訴えようと市民が働きかけて1996年世界遺産登録となりました。原爆ドームの原型は広島の文化拠点になる「広島県立商品陳列所」でチェコ人建築家が設計した木造以外の建物で爆撃後は構造体と壁が全壊を免れて残りました。原爆ドームは負の遺産として破壊された状態を維持保存して世界に発信していく「ノーモア ヒロシマ」の使命を担っています。平和記念公園内には記念館、資料館、慰霊碑など併設してあります。