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2010年1月20日(水)
- 現場レポート
建造物見聞紀行 ―旧金毘羅大芝居―
江戸時代中期、全国的に金毘羅信仰が高まり 年に3・6・10月の3回
仮設小屋で歌舞伎などの興業を行っていたのが始まりで 徐々に常小屋の
形態を整わせました。
現在でも人工照明は使わず、明かり窓の自然光と顔見世提灯のみ。
廻り舞台などの仕掛けの動力も全て人力によって動かしています「奈落」も
見ることが出来まして 携わる方々のご苦労が想像されます。
昭和45年 国指定重要文化財になり 昭和60年からは「四国こんぴら歌舞伎
大芝居」が毎年春に開催され 風物詩となっているようです。
また、この舞台が歌舞伎役者さんの事実上の登竜門となっているとか。
余談ですが雅子妃がご観覧になられた際の席をガイドの方が教えて下さいまして
僭越ながらそっと同じ席に座らせていただきました。御世話になりました。
~地球を愛する家づくり・横浜・デザイナーズ注文住宅のスルガ建設~