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2009年2月9日(月)
- 現場レポート
骨太手作り生活
「サバイバル登山」は「服部文祥(登山家)」さん御当人の造語だそうですが
登山をするのに電池で動く物は一切携帯しないでテントも燃料もコンロも
無し。食糧は米・味噌・基本調味料のみ携帯、あとは現地調達するという。
山に自生しているものや棲んでいるものを取り 自分でさばいて 焚き火を
おこして調理する。しかも単独行。
そもそも服部さんは横浜出身、団塊世代ジュニア。
生きることに関して何不自由のない環境下に育った世代。
何一つ不足のない生活をしている自分にやましさやズルをしているような感覚
が消えなかった。
頭と体をそんなに使わなくても生きていける生活そのものに疑問を感じた。
ひとつの生き物として山に向き合うと素直に頭と体を使える、現代文明機能の
及ばない登山を通して「生きている実感」につながっている。
効率と快適を追うあまりに私達は根源的な体験と感情を失ってしまったのでは
ないかという。
そして特に新しい登山スタイルではなく日本土着の登山であると述べる。
(一部、朝日新聞より抜粋)
「登山」をこういう死生観で実践している人がいるんですね。
久々に理屈抜きで清々しくカッコイイ人見つけた!です。
内容・中味で勝負!!骨太手づくり人生!
こちらまでスカーンと心が洗われます。
拍手!!
~地球を愛する家づくり・横浜・注文住宅のスルガ建設~
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