ブログ

2009年1月14日(水)
- 現場レポート
グエル公園①-バルセロナ-
ガウディの各作品には統一された思想と建築そのものに表わされている幾つかの規則が存在していると
云われています。
「創造は人間を通して休みなく続けられる。しかし 人間は創造するのではなく発見するのである。
自然の法則を探究するものは創造者である神と協力する。独創性とは自然に戻ることである。」
「芸術作品が理想とする特性は調和にある。造形美術においては光の中に生まれ、形を与え、
装飾することにある。建築は光の配置である。」、、、、など既成概念に縛られない彼の職業上の
解答が次々と発見されていったようです。
「サグラダ・ファミリア」は規模と共に偉大な作品として有名ですが
実際に引き受けた時には教会や建築委員会に従わなければならない種々の条件に制約され
彼本来の密度の濃い創作は出来得なかった。様々な事情の前に我を捨てなければならなかったと
説明していた事実があったようです。
グエル公園を見ると公園住宅としての計画は失敗だったものの 仕事的には芸術的能力や
思想の思いのたけを残したような場所になったと感じられるのです。
~地球を愛する家づくり・横浜・注文住宅のスルガ建設~




