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2008年11月8日(土)
- 現場レポート
富岡製糸場 ―世界遺産暫定リスト記載―
群馬県富岡市にあります富岡製糸場は 明治五年に官営製糸場として操業開始されてから
途中で民間企業へ払い下げとなりましたが 115年間休みなく一貫して同一製品を操業し続けてきました。
敷地面積15,608坪に建造物は創業当時のまま保存管理されています。
国指定史跡 国指定重要文化財です。場内には診療所や病室もあって印象的でした。
代表的な構造としては「木骨煉瓦造」があります。
木材の骨組みの間に煉瓦を積み並べる工法で 使用された煉瓦は日本の瓦職人が
甘楽町に釜を築いて作り 目地や礎石も地元から切り出された石灰や砂岩が使われました。
日本の産業革命の原点、近代工業発祥の地として この富岡製糸場と絹産業関連遺産群が
世界遺産の暫定リストに記載されてから 登録に向けての機運が高まっています。
― 地球を愛する家づくり・横浜・注文住宅のスルガ建設 ―




