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2007年11月25日(日)
- 現場レポート
お気軽・お手軽・住まいの素①―スリム収納―
工務店に携わる以前に持った家は まさしく「箱」造りに過ぎなかったと思います。
こだわりが何かあったとしても第一次取得者で先に予算ありきの建築なので 家族の分だけ取り合えず部屋数があればいいと思うくらいでした。
確かに家の形はしているものの、使い勝手が悪いのです。
例えば収納があっても「押入れ」で、部屋の用途に合致していなかったり 靴箱は小さすぎる、キッチン廻りの雑貨の整理のしにくさなど 片付けようとするたびに考えなくてはならないのです。
その不便さを補うために更に大小の収納家具を買って設置する、デコボコが増える、色が氾濫する、清掃箇所が増えていく、整理する手間が増えるなど悪循環となるのが一般的実状でしょう。
一貫して用途や動線効率を考慮して造らないと ついつい置きやすいところに置いてしまう習慣に戻ってしまいがちです。
そして お引越しの時には 荷物の整理をしてスリムな状態で入居すると整理収納がはかどり なるべく初期段階のボリュームを保つと清掃の絶対時間が省けるだけでなく その分空いた豊かな時間がいただけます。
一石ナンチョウにもなります。
<次回に続く>

