ブログ

2007年2月23日(金)
- 現場レポート
日本文化の再生
世界遺産のひとつ、京都。美しい日本文化を象徴している町家の維持・存続が減少状態だといいます。この10年ほどで全体の15%以上が失われているそうです。
現在の在来工法と異なり 変形を許容する伝統工法で建てられており 基本的に保全はボランティアによるところが少なくなく 景観保全と共にその難しさの結果が表れていると思います。
そこで京都市は 減少する町家を保存・再生するための耐震診断を開発しました。 建物の剛性や耐力だけでなく、変形性もみられる手法で2007年度から開始されるといいます。
前向きなひとつの取り組みからより良い結果を生み このような方向性からも「美しい日本国」を構築し 日本人が一人も漏れ落つることなく麗しい母国を見てほしいと思う。
