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2007年2月14日(水)

  • 現場レポート

居室探訪―キッチンの行方(ゆくえ)

「女性の城」というと聞こえは良いけれど この呼称は作業側とのギャップがあってとても「城」とは呼べない。作業中は戦場と化し作る人は鬼と化す? 私にとっては仕方ない毎日のお勤めだ。ただ、好みの味付けで好きなものを作って食べられることが私の背中を押している。それでなければ毎日は続かない。家族が好きな味付けなど その都度いちいち聞いてもいられない。その日食べたいものもいちいち聞いてもいられない。仕事のあと献立のシュミレーションしながら買い物をし、脱兎のごとく一連の流れ作業的に作る。なので兎に角、私の一方通行で行かせて頂きます。という具合。 キッチンでは忙しい。作業に入り出したらもう止まらない。勝手に手先が動く。年季といってくれてもいい。豚の角煮なども普通鍋で45分位でやっつけてしまう。(良いのか、悪いのか….)グラタンなどは終始フライパン一つを汚すだけ。天ぷらなど揚げている間も同時に洗い物をして皿に盛る頃には片付けも8割がた済ませる。…….それでもトータルの食事に関わる時間短縮は難しい。 けれど キッチン設備は進化した。私にとってIHコンロは究極だった。嫌いな清掃作業が180度変わったから。いくら美しいキッチンでもコンロのゴトクと前面タイルの掃除ばかりは長い間閉口していた。洗物終了後とてもその2ケ所の清掃をしようとは思わない。休みの日は休みたいが平日に出来ないことはやらなければならない。腕周りのストレッチ体操が要らない程の苦行であった。 この繰り返しがある日突然無くなった。短縮というべきか ほぼ無くなったといっていい。さっとテーブルを拭くような動作だけなので初日はあまりのあっけなさに 一体昨日までの苦行はなんだったのかとIHコンロ前で暫し突っ立っていた。この差異は大きかった。 このような事情が我が家がモデルハウスとして一般のご来場のお客様に住みながら開放できている理由でもあると思っています。有難う!キッチン!万歳!キッチン!2007_02_14-1.jpg

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