ブログ

2007年2月10日(土)

  • 現場レポート

<居室探訪―リビングルーム①>

「リビングルーム」の文字に皆さんは どんなイメージを持ちますか。 家族の団欒? ホームパーティ? 午後のリラックスタイムスペース?いえいえ、まずは頭のなかで洋風スタイルのリビングルームをイメージされたのではないですか?  ずっと以前にTV番組で日本の一般家庭を対象にある実験を行いました。このご家庭の現状は普段、キッチン隣の和室を茶の間に使用している普通のお宅です。家族構成は30代後半ご夫婦とお子様(小学生)が2人くらいだったと思います。そしてご主人のご両親がいます。 果たしてその実験とは 既存の茶の間を洋風のカウチとテーブルセットに変えた後の家族の生活の様子を固定設置カメラで撮ってゆくものでした。 一日目……..結構みんなきちっとカウチに座り テーブルを囲み 団欒しています。 二日目…….帰宅時間帯がまちまちのご主人が食事のあと5分ほどはカウチに座っていましたが 今までの自分流のリラックススタイルに変え始め カウチを背もたれにしてテーブルを少し自分より離して 畳に直かに座ってお酒をゆっくり飲み始めました。しかし他のみんなはそんなご主人の変化を特に気にしていません。 三日目…….ご主人がリラックスする脇でお子様達が 甘えたり絡み付いたりときどきだっこをねだるので カウチを壁に押し付けて半径を広く取り遊びやすくしてしまいました。すると誰ともなく全部のカウチを壁に押し付けて テーブルだけのもとの茶の間スタイルに戻ってしまいました。 体に染み付いた過ごしやすさやリラックススタイルの基本は 日本的に染み付いているともいえますね。   2007_02_10-1.jpg2007_02_10-2.jpg2007_02_10-3.jpg

ブログ一覧

Other newsその他の記事

Event 近日開催のイベント