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2007年2月4日(日)

  • 現場レポート

大理石

みなさんもご存知と思いますが、磨くと品の良い光沢がでる素材で、よく床材に使用されています建材です。大理石は、石灰岩が変性を受けてできた変成岩です。特にイタリアの大理石は上質で歴史的建築物や彫刻に使用されています。 先日、建築探訪にイタリアに行った際、ローマのコロッセオをはじめにピサの斜塔等数々の大理石でできている建造物を見学しました。 ガリレオ・ガリレィ(落下の法則)でも有名なピサの斜塔は、大理石で建造されています。 2001年の観測で傾斜角度が55度になったため、危険建造物とみなされ世界中の技術者が集められ、この歴史的建築物を維持するためいろいろな対策が考えられたそうです。最終的に800トンのコンクリート基礎と2本のワイヤーで、現在の傾斜角度50度に保たれているそうです。このプロジェクトには日本技術者が大変功労したそうです。 現在でも危険のため、一度に建築物に上がれる人数は30名までと限定されているそうです。 しかしながら、なんと不思議で今なお大理石の美しいさが表現された建造物ですね。 私の会社のショールームの床材も大理石(ポテチーノ)を使用しています。 歴史に残る素材をもう一度見直し、建築物に生かしたいものですね。 nobuyuki
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