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2006年10月8日(日)

  • 現場レポート

今だからこその住文化―麗しの日本文化―

国土交通省が住生活基本法の「住生活基本計画・全国計画」案を提示し、民間主導の住宅政策として国・地方自治体・事業者・国民の共有すべき理念と役割を明確にして 住宅性能と住環境水準を高める施策を強化するようです。   もし、戦後がなかったら日本の住文化は今 どのような展開になったでしょうか。思いを馳せても想像しきれませんが、、、、、、、。(住まいは土地・建物で成り立ちますがここでは建物に限ります。)  「侘び・寂び」の心が生きた、命ある素材(土・茅・檜皮・藁・井草・和紙等)を使用し再生させながら建築している地域がもっと沢山あり 四季の景観に溶け込みながら日本の美学と伝統を生かしていたでしょうか。 「自然共生を取り入れた奥ゆかしい主張や繊細な演出の日本建築」は熟練した技に裏打ちされた究極の美があり、高度で洗練された建築空間なのだそうです。  「人と環境に優しい」などのフレーズはもともと自然と共生していた日本人の真髄であった。民族の心の持ち方そのものがひろく表れている家の価値感があった。 「合理性と造形美を象徴した西欧建築」の潮流を受けて久しいですが 良い意味で本来の伝統が進化するような各地域の街づくりを是非、期待したいと願わずにはいられません。 18/10/7 shouko
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