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2017年9月8日(金)
- 建築さんぽ
アズレージョ装飾建築文化
ポルトガルでは個人宅やアパートメントビル、教会や宮殿建築などに長い歴史を刻んできたタイル、アズレージョが美しい。スペインから15世紀に輸入したタイルは幾何学模様中心だったが17世紀頃から青一色の絵柄模様が主流になりました。それはプリント転写の工業製品に偏らないタイル職人のハンドペイントの技術を手工芸品にした独特のクオリティを文化にしてきたといわれています。特に現在、ホテルとして利用している旧宮殿の物語絵柄模様は美しく、ちょっとしたスペースにも施されていました。余談ですが2004年皇太子殿下ご訪問の御しるしがあるポールがありました。