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2017年9月7日(木)
- 建築さんぽ
ポルトガルブーム
イベリア半島の西方にあって大西洋に面し南北に長く伸び寄港地が並ぶ条件は航海者にとって小国ポルトガルが大航海時代に地理に恵まれていました。日本にとって最初に種子島に漂着し火縄銃技術を伝えたのは有名で入港貿易開始1543年から入港禁止になる1639年までの南蛮貿易文化が浸透しました。天麩羅・金平糖・ボタン・パン・タバコなどはポルトガル語が転じて残った言語のようです。またヨーロッパのなかで最も長い友好国で2010年には日本との修好通商条約締結150周年を迎えたということで実に関わり深い現在のポルトガル共和国です。大西洋に面した景色はとても静かで穏やか、古い街並みは威厳もあり落ち着いた風情です。