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2017年8月26日(土)

  • 建築さんぽ

負の世界遺産・収容所施設史跡

  ポーランド収容所施設史跡は1979年に世界遺産登録されました。当時、施設群を建設するにあたり 欧州中央に位置し交通の便がよい、増設できる広大な土地がある、周囲の一般人から施設群を隔離できる、という条件をつけたようです。しかしながら周囲の一般人から、、、、、、というくだりは現地を見るからに少し違っていました。塀はあるものの普通の住宅街の隣にカモフラージュされた施設があったのですが小高い丘を緑の芝生で覆った真下に地下室のような造ったガス室施設でした。それは収容所施設建設の際に8つの村の住人を強制退去させ1200の家屋を破壊して破壊しない家はドイツ将校らや役人が使用した環境がありました。総合面積191haのなかに整然と建てられた囚人棟の細長い建物は窓の無い馬小屋でした。現在も博物館として現存する150軒以上の建物と300の史跡を保護し収容所の研究と解析が行われています。奇遇にも途中でイスラエルマーク付きウインドブレーカーを着た学生達が見学するところに出会いました。解放から70年余りの歳月はまだ旧くはないでしょう。

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