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2017年8月4日(金)

  • 建築さんぽ

日本初 鉄筋コンクリート(RC)造集合住宅

大正5年(1916年)に鉄筋コンクリート造7階建て集合住宅が日本で初めて建てられました。現在は無人島なっている長崎市にある端島(軍艦島)で「明治日本の産業革命遺産」に登録されています。ここで登録されるのは明治期に造られた護岸と海底炭鉱遺構施設のみで非西洋地域で約50年という短期間に飛躍的経済成長発展を遂げた産業遺産群が対象です。海上都市の典型となったRC集合住宅自体は大正以降に建てられました。

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炭鉱が閉鎖された昭和49年(1974年)から無人島になり上陸立ち入り禁止状態が続いていましたが 貴重価値があるということで平成21年(2009年)より見学コース限定で上陸見学可能になりました。限定見学とはいえ廃墟になったRC集合住宅や島内の様子は先の時代を垣間見る良い機会になります。なかには屋上緑化している建物もあったようで狭い住宅を有効活用していたことがうかがえますね。

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