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2024年10月22日(火)

  • 建築さんぽ

ジャイプール旧市街 ―風の宮殿ー

ジャイプールは1727年に初めての都市計画のもとに建造された都市で、19世紀半からピンク色(ピンク色の砂岩使用)塗装が伝統となって現在では「ピンクシティ」と呼ばれる景観となったようです。街のシンボル「風の宮殿」は幾何学模様の窓デザインやガラスの装飾が施された独特の建物です。暑いインドの気候でも快適に過ごせるように、通りに面した沢山の小窓は効率よく涼しい風が入る構造にしたといいます。ハワーマハルと呼ばれるのは、ハワー(Hawa)は風、マハル(Mahal)は宮殿の意味。また、当時の女性は人々の目に触れることが許されておらず、宮殿に暮らす女性たちが小窓から街の様子や祭りを見るための理由もあったといいます。

 

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