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2024年9月20日(金)
- 建築さんぽ
平泉―仏国土(浄土)を表す建築・庭園及び考古学的遺跡群―
中尊寺や毛越寺など5つの構成しさんからなる「平泉―仏国土(浄土)を表す建築・庭園及び考古学的遺跡群」は2011年に世界遺産になりました。浄土思想に基づいて形成された寺院や庭園の理想世界が他に例のないものとして高い評価を受けたようです。中尊寺には、奥州藤原氏清衡・基衡・秀衡・泰衡の四代の遺体が安置されているのは有名。傍らには「五月雨の降り残してや光堂」の歌碑と松尾芭蕉の像がありました。平泉文化の栄華を誇った特別史跡・特別名勝は厳かに静かに心地よく息づいていました。