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2024年3月1日(金)
- 建築さんぽ
川渡り -モンゴルの流儀-
目的地には、この川を渡ってしか辿り着かないそうだ。昨日はこの周辺は雨で増水して見事に車が流されたと、連絡情報をキャッチしたその時の様子をガイドさんが動画で見せてくれた。車の大きさがよくわからなかったがプカプカ浮いてゆっくり流されている。バシャバシャと窓付近まで水が来ていた。今日は晴天でその時よりは水嵩が少ないのだろうが、数十メールの違いで川渡りの馬は腹まで、車もタイヤが見えないくらいまで水に浸かってしまっている場所もあったが、何が何でも渡っている。運よく別方向からやっと浅瀬に着いた車はエンジンが止まり、何度も手動で回していた。浅瀬をスムーズに渡る放牧帰りの馬の群れや家族だろう乗り合って荷馬車で横切る。私たちは補助席も含めて6人乗りの日本車の四輪駆動だった。ガイドさんは本部?と連絡を取りながらも2時間くらい足止めになっている。とうとう痺れを切らし川渡りは中止して乗馬に変更となった。